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ソメスサドル【日本の革鞄と馬具】

2020.09.30「SOMÈS SADDLE 」の誕生|社長と歩むソメスサドルの歴史#13


様々な分野での製造が進みつつある頃、また大きな転機があったと伺っています。

はい、ついに「SOMÈS-ソメス-」が誕生します。

自社ブランドの立ち上げ

“最高の鞍を作る”

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前回までお話しした競馬、その他の馬具、そしてファッション製品と様々な分野において、私は“東京営業所”として拠点を構え市場開拓に奔走してきました。北海道の本社での営業も含め、ありがたくも各所で仕事をいただき、OEMとして、他社の製品の製造に携わることで技術を学び、成長してきたのです。

まだまだ順調とは言えない中ではあったものの、仕事が増えてゆくにつれ、責任ある作り手の証として、ブランドをしっかり立ち上げるべきだということになりました。

 

ブランド立ち上げとなれば私たちが作った製品に自社のブランド名が刻印されて世に出ることになります。これは作り手としての喜びはもちろん、私たちとしても悲願でありました。

ブランド名の選定に際してはフランス語が堪能な友人に頼んで、馬や馬車に関係するものなど、ブランド名の候補をいくつか挙げてもらいました。特にお客様の記憶に残りやすい3文字の呼び名という縛りで発想しました。すでに多くを自動車会社に使用されていたものの、その中でもフランス語で「頂点」を意味する「SOMMET(ソメ)」を、「SOMÈS(ソメス)」と発音することで、スペルは異なり造語になりますがブランド名とすることに決まりました。

将来的には革製品の本場ヨーロッパの市場を意識したい想いもありましたので、現地で変な意味に捉えられないか事前に確認もしたんです。

 

さらに、当初ブランド設立のみの予定でしたが、これを機に社名も変えようという話になり、ブランド名に私たちの起源である馬具の「鞍=SADDLE」を加えて、「SOMÈS SADDLE(ソメスサドル)=最高の鞍」に変更しました。特許庁に申請したところ、いずれも運良く通り決定となりました。

 

ソメスサドルの前身である「オリエントレザー」創業から22年後の1985年、社名「ソメスサドル」そして「ソメス」ブランドのスタートです。

ブランド設立に込めた想い

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ブランドとはお客様によって作られていくものです。作り手がなにを発信したかより、お客様にどう評価していただけたかが重要で、お客様の口づての評価がブランド力を高めてゆきます。

特に革製品においては10年、20年と決して短くない期間を使われる訳ですが、私は製品が完成した時点では「半製品」だと考えています。長い時間をかけて使っていただくことによって完成品になってゆくものです。また、自然素材の変化も楽しめます。

 

馬具はもちろん、「馬具職人が作ったカバン・バッグ」という私達ならではのこだわりと、「手ごころ」の精神が伝わる商品を作ろうと改めて価値観を共有しました。

ありがとうございます。

ついに、オリエントレザーから新たに「ソメスサドル」としてスタートを切りました。自社ブランドを立ち上げさらに変化してゆくソメスサドルの歴史を追ってゆきます。

ソメスサドルの歴史

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