ソメスブランドの飛躍|社長と歩むソメスサドルの歴史#18

内部の体制改善を経て、砂川から新たに動き始めたソメスサドル。
その後、また大きな出来事があったといいます。

一流百貨店へ

ソメスブランドの東京進出

社員の増員・体制の転換など製造環境の改善に取り組み、試行錯誤をしながらも「製造と販売」の両立に努めてきました。販売においては、砂川のショールーム、さらに札幌市内のホテルへ出店をして、東京では、出店の機会を得るため営業を続けていました。
そして8年後の2003年、ある大きな転機を迎えます。
東京のとある百貨店のリニューアルオープンに合わせ、ソメスサドルが出店の指名を受けたのです。

メンズアイテムを集約させた施設で、海外の一流ブランドが軒を連ねる中での指名ですから、これは大変驚きました。しかも、正面玄関を入ってすぐの専用コーナーに広いスペースをいただけたのです。

当時のソメスにとっては、広すぎたとも言えます。オープン後の商品の売れ行きは大変好調でした。在庫が切れそうになって、陳列に苦労することがあったほどです。そんな時は、私が北海道へ飛び、職人を7〜8集めて休日返上で商品を作り、完成した製品をキャリーバッグに詰め、早朝の便で東京に戻り搬入することもありました。

 

これまでも、東京での出店や営業は経験してきたものの、大手百貨店での出店の影響は大変大きなものでした。指名をいただけたのは、創業時から続く馬具作り、長年のOEM実績、そして職人の手による高品質の商品づくりを地道に続けてきたことへの評価だと感じています。
出店を機に、東京の他の百貨店からも依頼をいただく機会が増えました。ソメスサドルのブランドビジネスとしてのきっかけを掴んだ大きな出来事でした。

路面店1号店

ブログ_青山店

それから百貨店での店舗運営は順調に進んでいましたが、1年半後、百貨店の商品政策の変更に伴い、専用コーナーから平場への移動が決定しました。

出店にあたっては、販売スタッフを3名採用していましたが、東京に店舗がない状態でしたので、販売スタッフの行き場が無くなってしまいました。百貨店にはなんとかお願いをして、平場にスタッフを置く形で販売をさせていただきましたが、スタッフのためにも何とかしなければいけないと思い、東京でショップを持とうと決意しました。

東京にショップを持ちたい、という想いは兼ねてよりありましたが、この状況になりついに「やってやろう」と心を決めたのです。目指すは青山との想いもあり南青山にある4階建ての一軒家を改装し、2006年にオープンさせました。

 

正直、かなり思い切った決断でした。これまでは百貨店内に店舗を置き、百貨店の力もお借りしていましたから、はじめて単独で勝負することになります。軌道にのるまでには時間がかかることも覚悟していましたが、先のわからない状況こそ体を張って取り組まざるを得ないので、そのような時こそ大きなことを成し遂げられるという思いで挑みました。

東京で初めての路面店運営は困難の連続でした。しかし路面店として店舗を構えたことにより、新たにソメスサドルにご来店いただくお客さまが増え、次第に革製品好きなソメスファンとして多くのお客さまにご来店いただけるようになりました。 2006年青山店のオープンから今年で14年、現在も変わらず同じ店舗で営業を続けています。

ソメスサドルとして、砂川ショールームに次ぐ2店舗目の直営店オープンとなりました。
砂川・東京を拠点にさらに躍進するソメスサドルの歴史を伺います。

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