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ソメスサドル【日本の革鞄と馬具】

2020.06.30 ブログ

乗馬クラブとの出会い|社長と歩むソメスサドルの歴史 #4

「オリエント商事東京出張所」として営業活動をスタートさせた染谷社長、営業先で居候生活をすることになったそうですが、居候先での出来事をお話いただけますでしょうか。

わかりました。

私にとってこの乗馬クラブとの出会いは、とても貴重な体験でした。

乗馬クラブとの出会い

馬具営業から突然の居候生活

ソメスサドル鞍

営業で訪れたオーナーの提案を受け、半年間乗馬クラブで居候生活をはじめることになりました。

今思えば、突然訪ねてきた初対面の営業マンに対して、よくこのような提案をしてくれたなと思います。私も馬の知識も殆ど無く営業にのり出し、馬のことをもっと知りたいと思い始めていたので、まさに絶好のタイミングでした。

 

居候といっても住むところはクラブの場内に置かれた使われていないキャンピングカー、食事はオーナーの自宅でお世話になりました。キャンピングカーでの生活は住み悪い、と思われるかもしれませんが、学生時代のスキー競技生活で培った体力もありましたし、スキー合宿で寝泊まりしていた山小屋に比べれば、スイートルーム同然です。

それまで各地を飛び回っていた馬具営業も一旦取りやめ、朝早くから夜まで馬の世話や馬具の管理など、日々乗馬クラブの厩舎作業に明け暮れました。

自社の鞍ではじめての乗馬

厩舎作業の日々を続けるうち、合間にオーナーから乗馬の訓練もつけてもらえるようになりました。

 

私の人生初めての乗馬です。

 

乗馬では乗馬時の重心のとり方や姿勢のポイントがいくつかあり、乗りはじめてから上手に乗りこなすまでにはなかなか苦労するといいます。私自身、バランス感覚と運動神経には自信がありましたから、初めてでもすぐに乗りこなせるだろうと安易に思っていましたが、結果それはまったく役に立たず落馬の連続でした。

それでも何度も訓練を重ね、少しだけ乗れるようになってきたある日に、オーナーのもとに自社の鞍を持参したんです。鞍を見てもらい、意見を聞こうと思っていましたが、「まず自分で乗ってみて」と言われました。自社の鞍に乗ったのも、これが初めてです。

やっと乗れたとなると「次はこの鞍で」「今度はこの鞍で」とオーナーから意見をもらう間も無く、次々と鞍を交換して乗り比べを続けましたが、意見をもらうまでもなく、その差は素人の私でもすぐにわかりました。

いくつも鞍に乗せてもらう中でそれぞれ個性や違いは体感しましたが、自社の鞍は“それ以前“のレベル。

とにかく乗りづらくて、お尻が痛かったのです。

 

自社の鞍の欠点を身をもって実感し、すぐさま工場へ報告をと思いました。しかし改善するにあたって工場へ説明しようにも、どう説明すれば良いものかと悩んでいると、オーナーが「これを参考に」と鞍を一背差し出してくれたのです。ドイツ製のシンプルな作りの鞍で、かつ日本人が乗りやすい鞍を選んでくれました。

鞍づくりのレベルアップへ

オーナーからお借りした鞍を手にすぐさま北海道へ戻り、工場でも腕の立つ職人さんに「これを参考に新たに鞍を作ってくれ」とお願いしました。現物さえあれば、技術の高い職人なら真似て相応のものを作れるだろうと思ったのです。

鞍を骨組みからすべて分解すると、自社の鞍とは骨組みからも造りが異なっていたことがわかりました。各部を細部まで研究し、新しく作った鞍を再び乗馬クラブのオーナーに見てもらいましたが、オーナーの意見は「まだまだ」。一般の観光客向けの堅牢性の高い鞍として十分なものは作れたものの、オーナーの求める“競技用の鞍”としてはまだ不十分だったのです。

 

それからもオーナーの意見をもらい、工場で作る、という試行錯誤の日々が続きました。

北海道と乗馬クラブを何度往復したかわかりません。職人達もこの期間を経て着実に腕を上げていたと思います。

 

最終的に、オーナーが納得のいく鞍を作れるようになるまで10年かかりました。

 

ありがとうございました。

初めての乗馬体験や厩舎作業、さらに鞍の改良までにつながるとは、社長にとっても会社にとっても大きな出会いだったのですね。

次回からも、馬具営業として前進してゆく社長の体験を追ってゆきます。

ソメスサドルの歴史

2020.06.29 ネットショップ

【新作】軽さと機能性に優れたビジネスバッグ


ソメス_グスト

スマートな2WAYビジネスバッグ

GUSTO《グスト》

軽さを重視しリニューアルした第2弾『グスト』シリーズが登場。

上質なエンボスレザーの素材は、傷の目立ちにくく、普段のお手入れも乾拭き程度で十分なため、扱いやすさも魅力的。細マチながら、しっかり自立してくれ、底鋲付きなので、本体が汚れず安心してお使いいただけます。


ソメス_グスト

ファスナー付き外ポケットは、さっと取り出したい定期券やスマホなどの収納に便利。内装は、オープンポケット4つとファスナー付きポケットで、整理しやすい設計に◎

簡単に、取り外しのできる長さ調整可能なショルダーベルトは、シーンに合わせたスタイルを演出してくれます。

 

シンプルな見た目は、時代を問わずお使いいただけるデザイン。

仕事がしやすく快適なビジネスライフをお手伝いいたします。はじめてビジネスバッグを持つ方にもおすすめです。

※ 取り扱いのない店舗もございます。詳細は各店へお問い合わせ願います。

ブラック

¥57,200(税込)

スリムブリーフ

GUSTO


ソメス_グスト

機能性が充実したスリムブリーフ

GUSTO《グスト》

スマートさと軽さが魅力のスリムブリーフ。傷のつきにくいエンボスレザーは、ワークライフをサポートをしてくれる心強い味方。

スリムながらA4サイズが入り、内装のポケットを充実させ、しっかり収納できるうれしい設計。取り外し可能なショルダーストラップは、軽量化と肌にやさしいナイロン素材を採用いたしました。

ソメススタッフの要望も反映させたおすすめの逸品をぜひご堪能ください。

※ 取り扱いのない店舗もございます。詳細は各店へお問い合わせ願います。

ブラック

¥49,500(税込)

2020.06.26 千歳空港店

【千歳空港限定】ミニボストン/ネックポーチ/パスポートケース/コインケース


SOMES_chitose

千歳空港店限定

ミニボストン/ネックポーチ/パスポートケース/コインケース

千歳空港店限定にて、4種類のアイテムをご用意いたしました。

人気のパスポートケースとコインケースを始め、スマートフォンが収納できるネックポーチと、軽さが魅力のミニボストンが登場。長めのショルダーベルト付きの2wayミニボストンは、とっても軽いのに、財布、手帳、スマートフォンなどたくさん収納できる優れもの。

いずれも飛行機の刻印入りで、旅先で重宝するよう、薄型のデザインにコンパクトに仕上げました。北海道のお土産や贈り物にもぜひ、どうぞ。いずれも数量限定です。

 

代引きでの商品発送も承ります

電 話  0123ー46ー4111(10:00-17:00)

メール  chitose@somes.co.jp

 

ミニボストン

MINI BOSTON

somessaddle_miniboston

〉品 名  千歳限定ミニボストン

〉価 格  ¥33,000(税込)

〉カラー  ブルー

〉サイズ  W250 H165 D100mm

〉素 材  牛革

ネックポーチ

NECK POUCH


SOMES_chitose

 

〉品 名  千歳限定ネックポーチ

〉カラー  ブルー/レッド

〉サイズ  W110 H170mm

〉素 材  牛革

〉価 格  ¥11,000(税込)

パスポートケース

PASSPORT CASE


SOMES_chitose

 

〉品 名  千歳限定パスポートケース

〉カラー  ブルー/レッド

〉サイズ  折りたたんだ状態:W100 H140 D10mm

〉素 材  牛革

〉価 格  ¥5,940(税込)

コインケース

COIN PURSE

SOMES_PASSPORT

 

〉品 名  千歳限定コインケース

〉カラー  ブルー/レッド

〉サイズ  W100 H72mm

〉素 材  牛革

〉価 格  ¥4,400(税込)

SOMÈS CLUB

ソメスクラブ

千歳空港店におきましても、会員サービス「ソメスクラブ」の入会を受付中。

お買い物金額に応じてポイントがたまり、たまったポイントはオリジナルグッズと交換が可能。入会費・年会費は無料です。ソメスクラブ登録はこちら

2020.06.25 ブログ

全国の販路開拓|社長と歩むソメスサドルの歴史 #3

前回、オリエントレザー株式会社苦悩の時代と、社長の入社までをお話しいただきました。

では、引き続き今回もよろしくおねがいします。

わかりました。

ここからは私の入社後の体験についてお話ししましょう。

全国の販路開拓

オリエントレザー東京出張所の開設

ソメスサドルの歴史を語る染谷社長

父の社長就任と会社の苦境、自身の東京での大学生活の経験も重なって、大学卒業後はオリエントレザー株式会社への入社を決意しました。北海道の歌志内市にある本社へは戻らず東京に残り、東京をはじめ全国の販路開拓のため営業活動を進めることにしたのです。

歌志内市へ戻る選択肢もあったかと思います。ただ、今後の会社にとっても「東京は重要な拠点になるだろう」と思いました。また私は末っ子で、家族や兄弟に甘える術を知っていたんです。故郷に戻ることでは自身の成長や地域への貢献にも繋がらないと強く自分に言い聞かせ、自分ひとりの足で販路開拓に乗り出しました。

まずは大学卒業後、1年間東京の別会社で働きながら、車の免許も取得し、1976年から「オリエント商事東京出張所」としての本格的に動きはじめました。

馬具営業で全国へ

東京出張所のスタート。表向き「東京出張所」という立派な名前はありましたが、社員はもちろん私一人、事務所は私の住むアパートです。歌志内の本社から届く商品も、私の部屋のみでは入りきらず、当時親しくしていたお寺の本堂に置かせてもらっていました。

手元にあるのは会社の商品(馬具)と、車と運転免許、そして体力のみ。

もとより海外輸出のみの会社でしたから、国内の営業先のアテもなく、私自身馬具・革に関する知識もなく、まさにゼロからのスタート。しかし会社も早急に売り上げを立てなければならず、とにかくまずは動き出すしかありませんでした。

車に商品を積み込み、「馬がいそうなところ」をキーワードにして、地図を片手に競馬場、乗馬クラブ、大学の馬術部などを巡りました。まさに日銭稼ぎ。売れたお金で食いつなぎ、売上が20〜30万円溜まったら本社へ送金する、という日々でした。

乗馬クラブで居候生活

全国を営業で回る中、ある乗馬クラブとの大きな出会いがありました。

埼玉県入間市にあった「筑波ランディングパーク・インターナショナル」。現在は栃木県日光市に移転し、保有する馬は100頭前後という大規模な乗馬クラブです。大規模クラブゆえ、世界の一流の鞍がずらっと並んでいて、「これは良いところに巡り会えた」と

乗馬クラブのオーナーとはじめてお会いしてお話をする中で、

「馬具のことを勉強したいなら、うちで居候したらどうだ」と提案されたのです。

馬具の営業として動き出したものの、先に話した通り馬具の知識も乏しく、馬に触ったことも、乗馬をしたこともありませんでした。

突然ながらも私はオーナーの提案を受け、実際に半年間乗馬クラブで居候生活を送ることに決めたのです。

ありがとうございました。まさにゼロからのスタートだったのですね。

乗馬クラブでの居候生活を決めた染谷社長、次回も営業を通じて乗馬や馬の世界により深く関わっていく社長の歩みについてお話いただきます。

ソメスサドルの歴史

2020.06.25 コラボレーション

カワサキ×ソメス コラボレーションアイテム

2016年から続く、カワサキ様とのコラボレーションを改めてご紹介いたします。

歴史あるものづくりで世界中にファンの多い『Kawasaki』のモーターサイクル。全国のカワサキプラザから『Kawasakiのあるライフスタイルや価値観』を発信するお取り組みのひとつとして、ソメスサドルがものづくりでお手伝いをしています。

バイクと革製品という違いはあれど、「使うことで輝くもの」という共通の想いを、「道具屋としての誇り」を胸に表現しています。今後の展開にもぜひご注目ください。

  • カワサキ×ソメス ラウンド長財布 33,000円(税別)
  • カワサキ×ソメス 名刺入れ 14,000円(税別)

お取り扱い: 全国のカワサキプラザ各店

デジタルカタログ

※ソメスサドル直営店、ネットショップではお取り扱いしておりません。

撮影協力:カワサキプラザ札幌白石店様

2020.06.18 ブログ

苦境から転換へ|社長と歩むソメスサドルの歴史 #2

前回、ソメスサドルの前身である「オリエントレザー株式会社の創業の背景」についてお話しいただきました。

今回は社長に、創業以降の同社の歩みについてお伺いします。

ソメスサドル「最初の転換期」

ニクソンショック・オイルショック

ソメスサドル歌志内工場

前回お話ししたとおり、ソメスサドルの前身「オリエントレザー株式会社」は、アメリカへの馬具製造・輸出業者としてはじまりました。
1964年の創業以降、輸出事業は順調だったと聞いています。
 

そんな順風満帆なスタートから、1970年代に入り、世界的なある出来事が起こります。
 
1971年「ニクソンショック」、そして1973年「第一次オイルショック」。
世界的大規模な為替変動で、1ドル360円で固定されていた為替が変動相場制に変わり、一気に200円台まで変動したのです。
 
輸出企業にとってこの変化による影響は大きなもので、先にも話した通り、アメリカへの輸出業を100%としていた「オリエントレザー株式会社」も大きな打撃を受けました。
 
創業から約10年、ソメスサドル「最初の転換期」と言えるでしょう。

オリエントレザー株式会社の再建-海外から国内へ

為替変動により、輸出事業が成り立たない状況。
債権者の商社も何とか存続させなければならないとする中で、新たな社長として目を向けられたのが、当時、歌志内市の市議会議長を務めていた私の父でした。
 
父はオリエントレザー創業に関わった中心的な一人であったこともあり、債権者からも白羽の矢が立ったのです。
父はこれを引き受け、オリエントレザー3代目社長として、多額の負債を抱えスタートすることとなりました。
 
輸出事業が困難な状況の為、事業の対象を海外から国内へ転換する必要がありました。
とはいえ国内での販売実績はなく、まずは販売先獲得のため北海道内の牧場や、馬具に関連する企業などへ営業に回ったそうです。
 
製造する馬具も、アメリカ向けのレジャーとしての乗馬用馬具から、競馬関連や牧場で使用する馬具へと変わりました。

オリエントレザーが苦境からの再スタートを図る最中、私は東京の大学へ進学し、スキー部で選手として競技生活に打ち込んでいました。
4年生になり進路を決めかねていた折、父が社長に就き、会社の話を聞いたのです。
 
私は4年間スキー部で競技生活を送る中で大きな事故に2度遭遇しました。私の人生の中でも本当に大きな出来事です。
この経験もあり、父から話を聞いた時、「大好きな郷里に対して何か役に立ちたい、役に立てるようになりたい」という強い想いに駆られ、卒業後東京に残り「東京営業所」を構え、オリエントレザーの馬具営業として動くことを決めたのです。
 

ありがとうございました。

社長がソメスサドルの一員となったのは、大学生活の経験や会社の大きな転換期の中での決断だったんですね。

次回はいよいよ染谷社長の「オリエントレザー株式会社」入社後の経験や出来事について伺ってゆきます。

ソメスサドルの歴史

2020.06.18 銀座店

スペシャルオーダー会@銀座店(6/25-7/5)


SOMES_orderSQUARE

スペシャルオーダー会

銀座店 6/25(木)~7/5(日)

銀座店にて、人気のスクエアシリーズよりオーダー会を開催いたします。

先人達から受け継いだ馬具の美しさ・形を表現した『SQUARE スクエア』は、磨き使うほどに艶が増し、美しく年を重ねる珠玉の逸品。

オーダー会では、革の種類やカラー、金具、内装それぞれお好みの組み合わせをお選びいただき、お客様一人一人のために職人が丁寧に仕立てます。

今回ご注文いただいたお客様には、バッグ本体と同じ革でコインケースをお作りしてプレゼント。ぜひこの機会に永くご愛用いただけるお鞄を自分好みにオーダーしてみませんか。

 

会 期  6月25日(木) 〜 7月5日(日)
時 間  店舗までお問い合わせください
場 所  ソメスサドル銀座店(東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 5F)
電 話  03-6264-5576

①トートバッグ

TOTE BAG

ソメス_スクエアトート

①ブライドルレザー ¥170,000+tax

ブラック/ヘーゼルブラウン/バーガンディー

 

②国産ワックス仕上げ牛革 ¥110,000+tax

ネイビー/グリーン/ブラウン/レッド/イエロー/ブルー

 

内 装 A(ハミ柄)

ベージュ/ブラウン/ブルー/パープル

 

内 装 B(サテン生地)

ネイビー/グリーン/オレンジ/ブラック

金 具 ゴールド/ニッケル

 

※ お渡しは10月初旬の予定です。

②フラップブリーフ

BRIEFCASE

ソメス_スクエアフラップブリーフ

①ブライドルレザー ¥180,000+tax

ブラック/ヘーゼルブラウン/バーガンディー

 

②国産ワックス仕上げ牛革 ¥120,000+tax

ネイビー/グリーン/ブラウン/レッド/イエロー/ブルー

 

内 装 A(ハミ柄)

ベージュ/ブラウン/ブルー/パープル

 

内 装 B(サテン生地)

ネイビー/グリーン/オレンジ/ブラック

金 具 ゴールド/ニッケル

 

※ お渡しは10月初旬の予定です。

プレゼント

PRESENT

novelty_coincase

期間中、スクエアをオーダーいただいた方に鞄と同じ革で作る「コインケース」をプレゼント。鞄とお揃いでぜひどうぞ。

※画像は見本です(カラー/ブラック)

2020.06.17 ブログ

ヌメ革とは|革の魅力と特徴

ヌメ革とは

ヌメ革とは

ヌメ革とは植物由来の成分であるタンニンを使用し鞣(なめ)された皮革のことです。

厳密にはピット層鞣しと呼ばれる工程で、タンニン鞣しをした革です。
しかしピット層を使った鞣し工程をもつタンナー(鞣し業者)は国内では数少なくなり、ピット層とは違った工程(ドラム式など)で従来のヌメ革を再現するようになっています。

数十年前までは一般的だった「ヌメ革」も時代とともに、作り方と意味合いが変わってきました。そのため「ヌメ革」という呼称は、現代ではあいまいな表現になっています。

タンニン鞣し(なめし)とは

タンニン鞣しされた革を「ヌメ革」と呼びますが、タンニンとはお茶や赤ワインなどを飲むと感じる「渋み」の成分です。
国内のタンニン鞣しにはミモザの木のタンニンを鞣し剤として使用されています。

レザーのもとである原皮をタンニンに漬け込むことで、原皮のタンパク質に反応し、皮から革に変化します。

ヌメ革の特徴

自然素材

ヌメ革は、原料の革は当然のこと鞣しに使う原料もすべて自然のものでできているため、自然環境にも人にも優しい革です。
また自然素材であることから、革本来の温かみのある雰囲気と魅力を感じさせます。

しっかりとした質感で丈夫

時間をかけてじっくりと鞣されるヌメ革は、革の繊維が締まっているので丈夫で切れにくい特徴があります。
使っていくうちに繊維もほぐれて柔らかくなってきますが、そのときに持ち主の手に馴染んだ形になっていくのも、ヌメ革の大きな魅力です。

革の個性とエイジングが楽しめる

ヌメ革は革そのものなので、動物についた傷やシワ、血管のあとが目立っていることもあります。しかしこれもヌメ革の個性で、この世に同じものは2つとない自分だけの革です。

またエイジング(経年変化)を楽しめるのもヌメ革の大きな特徴です。使っていくうちに手の脂や熱、太陽の光などの環境で革の表情に変化が。

もちろん、ヌメ革ではない革でも個性やエイジングは楽しめますが、革の経年変化を楽しみたい方はヌメ革をお勧めします。

Vegetable tanned Leather

ヌメ革のアイテム

エグゼクティブ
EXECTIVE

ビジネスシーンでのハードな使用にも耐える堅牢な作りと、厳選された素材の持つ自然な風合いはそのままに、丁寧な縫製は、永くご愛用いただけるよう熟練の職人が時間と思いを込め、様々な技術が盛り込まれている。

時代を超える “定番” の魅力。

2

シューホーン
SHOEHORN

手に馴染みやすい革で作られた靴べらのシリーズ。長く使える上品な仕上がりとなっています。

デザインはシンプルに職人が手間暇かけた逸品です。

2020.06.15 ネットショップ

【新作】コンパクトで機能性に優れたショルダーバッグ


ソメス_リミックス

これ一つで出かけよう

REMIX《リミックス》

あたたかくなると、手ぶらで軽快にお出掛けしたくなる気分に。

そんな思いを形にした、身軽でスマートなショルダーバッグとネックポーチが登場。キャッシュレス化が進む現在にマッチした、スマートフォン、カード類、キーケースなど、身の回り品をすっきりまとめられるコンパクトなバッグです。表情の異なるフランス産カーフとオイルレザーの組み合わせで、遊び心のある仕上がりに。


ソメス_リミックス

ショルダーバッグ

その日必要なものだけをさっと入れて気軽に出かけたいオフの日には、手ぶらに近い感覚で過ごせるミニショルダータイプがオススメ。無駄のないシンプルなデザインとオールブラックのカラーリングで、幅広いスタイルに馴染む仕上がりに。ショルダーは取り外して、ハンドル持ちにもできる2WAYタイプ。

 

 


ソメス_リミックス

ネックポーチ

ICカードやスマホアプリ決済が当たり前になり、手持ちのアイテムがスマート化している中で、小さくても機能的に使えるミニバッグは、ポケット代わりになる実用性の高いアイテムとして大注目。


ソメス_ピルエット

たっぷり入る収納力

どちらも正面には、さっと出し入れしやすい外ポケット付き。ショルダーバッグは、マチが広くファスナーが大きく開き、中身が一目でわかる実用的な設計。ファスナー付き内ポケットは、小物など安心して大切なものを収納できます。ネックポーチには、ICカードなどを整理できる便利なカードポケットと、背面には、コインもきれいに収納できるポケット付きです。

 

 

ソメスサドル_リミックス

ショルダーバッグ

¥60,500(税込)
ソメスサドル_リミックス

ネックポーチ

¥47,300(税込)

 

ソメスの歴史から生まれた『いま』にマッチした「REMIX(リミックス)」。アクティブな休日から旅行先まで、幅広い場面で活躍してくれる相棒はいかがですか。

※ 取り扱いのない店舗もございます。詳細は各店へお問い合わせ願います。

 

 

2020.06.13 ブログ

創業の背景|社長と歩むソメスサドルの歴史 #1

今回から数回に渡って、社長にソメスサドルの歴史について伺っていこうと思います。

では、社長よろしくお願いします。

私もソメスの一員ですが、会社の創業の背景を詳しくお話しして頂けますでしょうか?

ソメスサドルの歴史を語る社長

分かりました。私も創業当時は幼かったのですが、わかる範囲でお話しします。

ソメスサドルは歌志内から始まった

炭鉱の町「歌志内市」

まず現在、砂川市に本社を構えるソメスサドル。その歴史は歌志内市からはじまります。

砂川市に隣接する歌志内市の現在の人口は約3,500人。

「日本一人口の少ない市」と言われていますが、創業当時の1960年代は約35,000人、現在の10倍近い人口の街だったのです。

 

当時の歌志内市は、夕張・釧路など有名な炭鉱地に並ぶ、産炭地でした。

私(現社長)はこのときまだ小学生。活気溢れる歌志内をよく駆け回ったものです。

大手企業が所有する炭鉱が並び、たくさんの炭鉱マンが集まり賑わう街は、

まさに「蒸気が立ち上る熱気で溢れた街」というような情景でした。

 

しかし1950年代、国の新しいエネルギー政策の転換により石炭の需要が急落。炭鉱が次々と閉山に追い込まれ、多くの炭鉱マンが離職に追い込まれたのです。

新しい職を求めて、歌志内市を離れる人も後を絶たず、かつての活気を失いつつありました。

ソメスサドルの前身「オリエントレザー株式会社」の創業

そんな中、街の炭鉱離職者を救おうと、私たちの前身となる事業が立ち上がります。

 

当時、エネルギー転換がなされる一方で、開拓や農耕の現場では農耕馬が活躍し、それに伴い、技術を持った馬具職人が北海道各地に点在していました。

またかつては活躍していた農耕馬の仕事も機械化されていき、馬具職人の仕事も縮小されていました。

 

その馬具職人達を歌志内市に集め、炭鉱離職者へ馬具作りを指導・製造し、アメリカへの輸出販売を目的とした会社として、1964年、歌志内市でソメスサドルの前身である「オリエントレザー株式会社」が創業されました。

歌志内市で"創業当時の様子"

歌志内市や大手商社も関わった一大事業でした。

 

商社の主導のもと、アメリカから革の元である原皮を輸入し、大阪で鞣した(皮から革への加工)後に歌志内で馬具を製造、そしてアメリカへ輸出しました。

製造する馬具は主に乗馬用の馬具。カウボーイやレジャーとしての乗馬が当時のアメリカでは盛んだったのです。

 

事業はすぐに軌道に乗り、事業拡大のため、人口減少により使われなくなった廃校などを工場として、増設していきました。歌志内市内には家庭内職の職員も100名近くいたそうです。

 

このようにオリエントレザーの事業は順風満帆にスタートを切りました。

 

ソメスサドルの創業には時代背景が大きく影響していて、地域の人々と共に一丸となって始まった事業でした。

 

社長、ありがとうございました。

現在も競馬や乗馬用などの馬具を製造するソメスサドル。その歴史のはじまりも馬具製造でした。

次回も、その後の歩みについて、お話を伺ってゆきたいと思います。

ソメスサドルの歴史

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