4月に新たにオープンしたソメス福岡店。現在、さまざまなキャリアを持つ経験豊富なスタッフが、お客様に寄り添った接客とアイテム提案を行っています。
今回は、スタッフ3名が「本音で語る」座談会を開催。
選りすぐりの逸品をピックアップし、日々お客様と接しているスタッフだからこそ語れる、アイテムの魅力をご紹介します。
白圡(中央):店長の白圡です。初めはソメスのことを知らず、知人の紹介で入社しましたが、元々、競馬が好きだったり、日本のモノづくりにも興味があったので、すぐに会社に愛着を持ちました。
ソメスの魅力は、販売スタッフが職人と直接話すことができ、その「思い」を自信をもってお客様に伝えられるところです。
僕は現在、ダレスバッグとアダットのバッグを愛用中。財布は現在休止中のイージーの2つ折り、定期入れはディアマンのシングルパスケースを使用中です。
革の状態や使い心地など、気になる方はぜひお気軽にお声がけください!
緒方(右):ソメスを知ったきっかけは、前職のお客様が10年以上愛用されていたダレスバッグです。シルエットやデザインだけでなく、長年使い込まれてついたキズや経年変化に惹かれ、調べてみたのが始まりでした。
その後、友人へのギフトにドムスのフラワーベースを購入したりして、少しずつソメスの商品を知るように。
今回、福岡店が初出店となるタイミングで働くことになりました。
馬や乗馬に縁のない方でも、日本製ならではの温かみや、使い込むことで生まれる愛着を感じられるアイテムが揃っています。
ご自身用はもちろん、大切な人への贈り物にもぴったりなので、ぜひお立ち寄りください。
光安(左):日本唯一の馬具メーカーという背景や、革製品の奥深さに惹かれ、福岡店のスタッフになりました。
革製品が好きで、経年変化を楽しみたいと思い、ギャロップのブックカバーとジェラードのミニトートを愛用しています。
まだまだ勉強中ですが、使うほどに「育つ」革製品の楽しさを、心を込めてご案内させていただきます。
スタッフが選りすぐった3つのアイテムをご紹介。使い心地やデザイン、職人技へのこだわりを、3人のリアルな声でお伝えします。
白圡:まずは、ソメスを代表するレディースバッグ「ドレッサージュ」。鞍型のシルエットが、いかにもソメスらしいデザインだよね。
緒方:見た目の第一印象で「かわいい!」「きれい!」って言っていただくことが多いです。ブランドの“顔”になってるバッグですよね。
ミニサイズは「荷物入るかな?」と心配される方も多いんですが、コンパクト財布を使っている方なら、ちょうどいいサイズ感になることが多いです。
ぜひミニサイズならではのコーディネートを、楽しんでいただければ幸いです。
光安:カジュアルなお洋服に合わせると、コーディネートが引き締まりますよね。
緒方:そうそう。カジュアルなスタイリングにも実は相性がいいし、気分を変えてワンピースに合わせても可愛いです。
光安:私みたいに身長が高くない人でもバランスが取りやすいですし、あとこれは女性ならではかもしれないですけど、マチが薄めなので食事のときも椅子に置きやすいんですよね。
白圡:なるほど~、さすが女性目線。勉強になるなぁ。ディテールで言うと、この曲線美ですよね。鞍って直線がなくて、全部が曲線でできてるんです。その曲線を再現したバッグって、ほんとソメスならでは。フラップの上の部分の丸みとか、この革の硬さで仕上げてるのは職人技ですね。
緒方:曲線と細部へのこだわり、どちらも感じられるバッグですね!
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白圡:次は、僕の中で「ソメスといえばこの商品!」だと思っているバロンにいきましょうか。
光安:馬具で使ってる革と同じ革なんですよね。
緒方: この厚みのあるベルト、ほんとすごいなって思います。存在感がありますよね。
白圡: そうなんです。馬具の鐙革(スティラップ)と同じ革だから、堅牢で粘りがあるんですよ。スティラップって“鐙”のことなんですけど、簡単に切れないし、負荷がかかっても耐える強さがある。職人さんいわく「片方100kg以上の力がかかっても平気」らしく、人が腰に巻いて使う分には、まず切れないらしいです。
緒方: ソメスには他にもベルトがありますけど、革好きの男性が手に取ると「この革、ほんといいですね」「しっかりしてますね」ってよく言ってくださいますね。特にソメスを知らない方から触った瞬間に言われるとつい嬉しくなっちゃいます!
ソメスのベルトはシンプルだからこそ素材や風合いが大事で、馬具メーカーならではの目利きで選んだ革と、職人の技術力がしっかり詰まってるなと感じます。
オーダーメイドではないんですけど、1点1点革の個性を大切にしているソメスの魅力が詰まったベルトですよね!
白圡:イギリスの老舗タンナー、ベイカー社が作るブライドルレザーなんですけど、これがまた伝統的な製法で仕上げるので、完成までに約1年かかるらしいです。僕の中では、まさに“伝説のタンナー”が作るブライドルレザーだと思っています!
このベルトは、砂川の工場でも馬具チームが担当してるんですが、油分が多い革なのでコバの仕上げにかなり手間がかかるみたいです。サンドペーパーで削って、ぬるま湯でならして、薬品を塗って、色を入れて、こすってなじませる―。この工程を何度も繰り返すんですよ。まさに、職人さんの手間と想いがぎっしり詰まったベルトですね。
それに、バックルは中一尾錠を使っていたり、縦に手縫いが施されていたり。革に穴をあけず、極力革が切れないように横に縫い目を入れないという、馬具ならではのディテールも詰まっています。
光安:ここまでこだわったベルトって、そうそう出会えないかもしれませんね。
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白圡:最後は、ソメスを代表するEXシリーズのダレスバッグですね。
緒方:私、ソメスを知ったきっかけがこのダレスバッグなんです。ダレス長官が持っていたことからこの名前が付いたんですよね。ドクターズバッグって呼ばれることもあります。
素材のよさとか、使い込むことで出てくる経年変化の美しさとか…。
日本で昔から大切にされてきた「物を長く使って、世代を超えて受け継ぐ」という価値観と重なる部分が多くて。単なるオシャレや手軽さを超えた大切なバッグになりそうです。
白土:化学繊維だと“劣化”しちゃうけど、革は“変化”するんですよね。
使っていくうちに表情が深まっていくのが面白いし、なによりも持ち主の時間が刻まれていくんです。
それを継承していくなんてロマンですね。
光安:ブランド名に頼らず、ちゃんとお手入れされたバッグを長く大切にしてる方って、やっぱり素敵ですよね。あと、床に置いたときにしっかり自立するバッグって、すごくかっこいいです。
光安:あとソメスのダレスバッグは、横から見たときの曲線がほんとキレイです!コーナー部分には当て革をしてるので、そこだけ交換できるのも、長く使用できる安心感がありますよね。店長は実際に使ってみてどうですか?
白土:一番びっくりしたのは、見た目より軽いってことですね。ハンドルが指にフィットして、重さが分散される感じ。トートバッグも使ってますけど、同じ荷物を入れてもダレスのほうが軽く感じるんです。ハンドルの芯材に革を使ってるのもポイントで、手に馴染むんですよね。歩いてても横にブレないから、脚に擦れないのもありがたいです。
緒方:ダレスって“堅いバッグ”のイメージありますけど、スーツだけじゃなく、デニムとかオフィスカジュアルにも合うんですよ。
光安:わかります。カジュアルダウンしたスタイリングだからこそ、ベルトやバッグまでこだわると、全体の雰囲気がぐっと締まりますよね。
白土:確かに、僕の使っているスリムタイプは、実際にいろいろなスタイルで活躍しています。ぜひお気軽に、手にとってみてもらえると嬉しいです。
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ワンビル近くの「酔灯屋(すいとうや)」は、スタッフおすすめの居酒屋です。
イカの姿造り(要予約)、豚バラ串、炊き餃子、ごまさばなど、福岡らしい味覚を堪能できます。
出張や観光で福岡にいらした際にも、ぜひ立ち寄ってみてください。
東京支社から来た次長を連れて行きましたが、大変満足されてました(笑)
ソメスサドル福岡店
所在地 | 福岡市中央区天神一丁目11番1号ONE FUKUOKA BLDG.(ワンフクオカビルディング)4階 |
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電話番号 | 092-401-2707 |
営業時間 | 平日11:00~20:00 / 土日祝 10:00~20:00 |
定休日 | 施設営業日に準ずる |
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