馬具をつくるソメスが選ぶ”本物のブライドル”|ブライドルレザーとは

ブライドルレザーとはどんな素材なのか

世界三大レザー「ブライドルレザー」

「コードバン」「イタリアンレザー」に並び、“世界三大レザー”とうたわれる「ブライドルレザー」。
バッグやお財布、ベルトなどブライドルレザーを使った製品を目にすることも多くなりました。

そもそもブライドルレザーとは、その名の通り「頭絡(ブライドル)」=馬具を作るためにつくられた革のことを言います。

ゆったりと歩く乗馬や馬車など動きは穏やかなようでいて、体重約500kgにもなる馬の力はそれなりのもの。
強い力で引き合うことで頭絡や手綱がちぎれてしまうと、命に関わる事故に繋がりかねません。

馬と人が安全にパフォーマンスを行うための馬具に求められるのは、強い負荷にも耐えられる堅牢性と安全性。そのために作られた「ブライドルレザー」とはどんな素材なのか。
ファクトリーで日々革を扱う職人に聞きました。

ソメスサドルが選ぶ
本物のブライドルレザーとは

ソメスサドルが選ぶ本物のブライドルレザーとは

ソメスサドルの馬具は、ヨーロッパでつくられたブライドルレザーを採用しています。
古くから乗馬と革の文化が根付くヨーロッパは、馬具づくりの技術も、ブライドルレザーの品質も世界随一。繊維の締まった厚口の皮を植物タンニンに数ヶ月浸して鞣す、伝統的な製法を守りながらつくるブライドルレザーは、世界最高級の品質を誇ります。

作るのは主に頭絡や馬車具。過去宮内庁へお納めした馬車具一式も、ブライドルレザーでおつくりしています。

ブライドルレザーは柔らかい!?

ブライドルレザーの裁断は手作業で

特有のブルームの表情、厚さ5mmを超える断面とそのサイズ感。その見た目だけでも力強さを感じる革を、職人は裁断機を使わず手断ちで切り分けます。

分厚く堅牢なブライドル、切り分けにもさぞ力が要るかと思いきや、

「実は柔らかくて切りやすいんだよ。」

という職人。
オイルをたっぷりと含むブライドルレザーは、他に馬具で使われる厚口の牛革と比べても、刃の滑りが良く切りやすいのだとか。

ブライドルレザーの頭絡

「ブライドルは硬いというよりは、粘りが強い。強く引き伸ばされても元に戻る力があるから、馬具にしても切れにくい。」

確かに、頭絡は金具に巻かれたり、折り合わせたりと曲げの箇所が多いものの、ブライドルレザーは柔軟に美しいカーブを描いています。
ブライドルレザーの”堅牢性”とは繊維が詰まった丈夫さはもちろん、引き伸ばしや曲げに対応できるしなやかさも意味しています。

ラインに沿ってブレることなく包丁を入れ、一枚の革はあっという間に複数のパーツに。
分厚い革を軽々と切り分けてしまうのは、何より職人の経験と感覚があってこそでしょう…。

ブルームが多い革
=良いブライドルレザーなのか

ブルームが多いほど、良いブライドルレザーなのか?

ブライドル最大の特徴といえば革表面に白く浮き出る「ブルーム」。
革に染み込ませた油分が、表面に白い粉のように浮き出るものを言います。

ブルームがある=ブライドルレザーをイメージされますが、これはヨーロッパ製特有のもの。油分をたっぷり含ませることで堅牢性を高めることはもちろんですが、霧や雨が多い現地の気候でも使用できるように、撥水性の役割も担っています。

ソメスのブライドルはブルームが薄い?

革好きなら、ブルームが一面に濃く広がるブライドルレザーほど魅力的で育て甲斐のある革だ!と好まれる方もいるかもしれませんが、ソメスのブライドルレザー製品では、濃いブルームの製品はお届けできないかもしれません。

その理由は、革が届いた検品の段階で、表面のブルームを拭きとり、キズなどの状態をチェックするからです。
ブライドルレザーにとって大事なのは革に含まれている油分であり、表面に浮き出たブルームは品質に何ら影響しないということは、あまり知られていない事実です。

ブライドルのブルームを拭き取りチェックする

非常に強い力がかかる馬具では、革表面の小さな傷が亀裂となり破損の原因になることも。
使う革一枚一枚を入念にチェックして、ソメスサドルの基準をクリアしたもののみ、ブライドルレザーとして使用しています。

ソメスのブライドルレザーと一般的なものとの違いがあるとすれば、馬具メーカーであるソメスの基準をクリアしているかどうかという点です。

ブルームがみられるのはブライドルだけじゃない

ちなみに、バッグやお財布用として、本来のブライドルレザーではない一般的な牛革に、ブルームが出るよう仕上げにオイルを施している革もあります。
使い込むことで革の風合いの変化を楽しむことはできますが、それはブライドルレザーとはうたえません。

本物のブライドルでつくる
ソメスのレザーアイテム

馬具用のブライドルレザーを使った財布

馬具をつくるメーカーだからこそ、本物のブライドルレザーをお届けしてその魅力を味わっていただきたい。
ソメスサドルでは、馬具に使われる厚口のブライドルレザーを適した厚さにスライスしてバッグやお財布をつくっています。

中でもブライドルレザーを存分にお楽しみいただけるのが、お財布のシリーズ「ヴァーレンドルフ」です。

ブライドルレザーのフラグメントケース

自然由来の荒々しさ漂う下地に染み込んだ油分の光沢が上品さを纏い、ブルームの表情はひとつひとつの個性を演出します。ふたつとして同じものがない製品は、使う人の手によって、さらなるオンリーワンの存在に育ってゆくことでしょう。

ブライドルレザーのお手入れ

オイルをたっぷりと含んでいるので、定期的なブラッシングや乾拭きで十分です。お使いはじめからブルームを消したい、という方はブラッシングや乾拭きすることで消えます。

ヴァーレンドルフ_ラウンド束入れ

ラウンド長財布

ヴァーレンドルフ_二つ折り財布

二つ折り財布

ヴァーレンドルフ_ミニウォレット

フラグメントケース

ソメスのヴァーレンドルフシリーズ

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この冬だけの限定カラー登場
ヴァーレンドルフ

ブライドルレザーの財布限定カラー

冬の限定として、特別なカラーのヴァーレンドルフをご紹介します。

上品でシックな、ダークグリーンとバーガンディ。定番のブラック/ヘーゼルと同じ革でシックな2色をご用意しました。

深く奥行きある革に浮かぶ個性豊かなブルーム。シックなカラーはビジネススタイルでも馴染良く、オシャレな印象に。
ソメスが厳選するこれぞ”本物のブライドル”、魅力の詰まったブライドルレザーを存分にお楽しみください。

【限定カラー】

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