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ソメスサドル【日本の革鞄と馬具】

2020.07.08なめし(鞣し)とは|革の魅力と特徴


なめしとは

なめし(鞣し)とは

私たちソメスサドルが日々製造している革製品。その素材である「革」が、「皮から革」へ「鞣し(なめし)」という加工技術によって変化します。

鞣すことによって、革の原料である原皮(げんぴ)の主成分であるコラーゲンに耐熱性、耐腐敗性、柔軟性などを付与します。
これによって皮は丈夫で長く使える革へと変わります。

ソメスサドルでは世界中で鞣された革を使用していますが、革の鞣し業者は国内にも数多くあります。また、鞣し職人たちは「タンナー」と呼ばれます。

なめしの加工は大きく分けて3種類あり、「タンニンなめし」、「クロムなめし」、その両方の特性を持つ「コンビネーションなめし」があります。

タンニンなめしとは

タンニンなめしは古代エジプト時代より行われている、なめし加工では最も古い製法です。

タンニンなめしの「タンニン」とはお茶や赤ワインなどを飲むと感じる「渋み」の成分です。また国内のタンニンなめしにはミモザの木のタンニンを鞣し剤として使用されています。

レザーのもとである原皮をタンニンに漬け込むことで、原皮のタンパク質に反応し、皮から革に変化します。タンニンなめしは非常に手間と時間がかかり、鞣しに数か月を要することが多くあります。

タンニンなめしによって仕上がった革は、しっかりとした質感で丈夫です。また自然素材のため革本来の雰囲気を感じることができ、革の個性とエイジングも楽しめます。

クロムなめしとは

クロムなめしは、タンニンなめしと比べて歴史が浅く(100年程度)新しい加工技術です。
クロム鞣し剤と呼ばれるクロム化合物を、ドラムに投入し皮に浸透させます。浸透に要する時間は一日程度で、早く大量に革を作ることができます。

クロムなめしで鞣された革は、タンニンなめしと比較して柔らかく伸縮性に優れています。
着色や加工もしやすく、多くの革製品に使用されています。

コンビネーションなめしとは

タンニンなめしとクロムなめしの両工程を使うことで、各加工の欠点を補い、様々な特性を付与させることができる、ハイブリットな鞣し加工です。

ソメスサドルの例だと、クロムなめし革に独特のコシ感を出すために、染色の途中でタンニンを入るなどして鞣された革を使用したりしています。

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