革の名産地として知られるイタリア。その中でも、歴史あるタンナーが集まるトスカーナ地方では、独自の製法を今も受け継いで革づくりが行われています。
この地域で生まれる革は「バケッタレザー」と呼ばれ、“ピット槽”と呼ばれる大きなプールにベジタブルタンニン鞣しの液をため、革を漬け込みゆっくりと鞣す伝統的な製法でつくられます。
一般的な革と比べ時間も手間もかかりますが、しっかりと繊維が締まり、歪みにくく、油をたっぷりと含んだしなやかな革に仕上がります。
▶︎左:タンナー独自で調合したオイル 右:革の検品を行う
丹精込めてつくられたバケッタレザーは、使い込むほどに手に馴染み、艶やかに深みを増していくのが特徴です。その革を用いた「ギャロップ」シリーズに、待望の新色ブラックが加わりました。
革の表面には、タンナーオリジナルのシュリンクエンボスを施しています。光の当たり具合で表情が変化し、きらめきを放つ独特の質感を楽しむことができます。
また使い込むほどに凹凸の山部分に油脂が入り、色が濃くなり個性豊かな表情へ。小さなキズも味わいとなり、アクティブにガシガシ使うほどに、バケッタレザーならではの魅力を引き出すことができます。
既存の9型のラインナップに加え、このたび新型「フラグメントケース」が仲間入りしました。
カードポケットに加え、ファスナーポケットがついているためコイン収納にも対応。薄く小さなサイズ感で、ポケットにもすっきりと収まるコンパクトな仕様です。
フラグメントケースは、新色ブラックに加えて定番色のネイビー・ブラウンも展開。全3色からお選びいただけます。
店舗のお取り扱いにつきましては各店にお問い合わせください
※記載価格はすべて税込です
ギャロップシリーズ一覧
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